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こんな身体なら
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    先日、あまりにも思い通りにならない
    身体の不調に疲れ切って、

    「こんな身体なら要らない」
    と暴れて泣いた。

    どうしてこうなったんだろう。



    二十代前半の頃、
    この持病は三十手前にもなれば治るのだと
    私は楽観視していた。
    健康になって、病的な不安感に苛まれる事が減り、
    多少の無理をしても
    周りの友達と同じように
    すぐ立て直せるようになるのだと。

    けれど一向に治らないどころか
    下手に経験を積んだせいで
    刺激や違和感にますます敏感になり、
    先入観や固定観念も強まって
    「イヤな人間」になりつつある。
    堪ったもんじゃない。


    毎日起きた時間や胃の調子、
    その日予想される症状を対処する薬を選んで、
    調子の悪い日は紙袋を常備して耳栓をして、
    ジャーナリングノートは積み上がって、
    ここまでいつもいつも気を遣って
    問題が起きないよう祈りながら暮らしているのに、
    ひとつ想定外なことが起きると
    あっという間に崩れて道端で叫んでしまう。
    (ここまでしているから余計神経質になるのでは?
    と思われるかもしれないけれど、
    考え抜かないと外出できずにバグる)

    かと思えば、
    こんなに歌って働いて飲んで遊んでいるのに
    精神障害者扱いになる自分が
    甘ったれた存在にも感じて、肩身が狭い。
    付き合いきれないのに離れることはできない。



    何処にも転べない中途半端な私の身体。



    もっと分かりやすい病気やケガなら良かったのかもしれない
    【この薬を飲めばここまで治ります。
    手術後全治1ヶ月です。
    しかしこういった後遺症が残ります。】
    このくらい分かりやすければ
    期待も絶望もしやすいのにと、
    不謹慎だと解っていても考えてしまう。




    早くもっと楽になりたい。
    せめてどこかへ転び切りたい。
    何者にもなれないよりは弱者になりたい。

    いつか、
    思い出を切り取って宝物のように眺めるのではなく
    自分の人生を問わず肯定して
    さくさく歩けるようになりたい。



    でも、
    もし生まれてこのかた健康だったなら、
    私は歌を目指さなかった気がする。

    この身体で猫にご飯をあげ、
    人と握手し触られ快楽を憶え、
    歌なんて恥まみれのものをやる。
    歌声を褒められると、
    嬉しいというよりホッとする小心者。


    伝えたいからここに居る。
    みっともないなあと思いながら。
    そうして今朝も、
    冷えて使い物にならない足を
    温めながら起き上がる
    | masudamissin | 06:30 | comments(0) | - |
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